第18回東京国際ミネラルフェア(2005)レポート 6月3日(金)〜7日(火)まで開催されました。特別展示はウミサソリ。 (ミネラルフェアをまったく知らない人のために簡単に紹介すると、ミネラルフェアとは、国内外の鉱物・化石・宝石・隕石の業者が集まって開く大きな販売会のことで、この手のものが好きな人にはとても有名なイベントなのだ。海外の業者にはたいてい通訳の人もいるけど、英語で話しかけらる事もあってなかなかドキドキ。) 初日が金曜日ということで、午前に一時間だけある「微生物」の授業をサボろうかどうか(^^; 迷いましたが、そんなに焦らなくても、と思い金曜の午後と土曜日の朝から行くことにしました。 会場はとても混んでいました。人が多すぎて立ち往生してしまうこともしばしばありました。来場者の層は結構バラバラで、女性も多いです。宝石やアクセサリー用のビーズ、飾り石(インテリア用)なども多いからでしょうか。それから女性だけでなく男性でも宝石・アクセサリー系が好きな人は結構多いみたいですね。(きれいですもんね。) 逆に国産のものは以前と比べると(私は以前のことはよく分からないのですが)減っているみたいで自ら採集する派の人はちょっと不満もあるみたいです。メテオマニアの大好きな隕石は、売られているものがちょっと偏ってるかなぁと思いましたが、それでも結構ありました。隕石専門の業者さんも来ていましたし。 金曜日はまず会場全体を見ることにしていました。あぁ、いいなぁと思っても我慢してとりあえず一周見てから決めよう…といってもやっぱり買っちゃうんですけどね。そして、一周してみたものの、物も人もありすぎてなんだか混乱するし、のども渇きました。(^^; 学校から直接来たので教科書とファイルをかばんに入れていたのですが、これが邪魔で重い…ロッカーに入れてくるんだった。 隕石は良く売っている種類(ギベオン・カンポデルシエロ・ナンタンなど)はぼちぼちいろいろなブースで見かけました。自分が持っていない種類で、しかも手ごろなのとなると、自動的に(笑)絞られます。 土曜日も混んでましたが、午前中はそれほどでもなかったような気がします。会場を一通り見たつもりでも結構見落としているものがありました。2日来て良かったと思いました。 <フェアで面白いと思ったもの> ・いん鉄入りのナイフ…すごくほしい。(笑) いつか買いたいけど今は無理です。 ・にんにく型テクタイト…見事なにんにく型でした。そうとしか表現できない。 ・古代ローマの硬貨…鉱物じゃないけどこれはミネラル加工品ということでOKなのでしょうか。 ・アフリカの1000年以上前のお金…石英に穴を開けたものでした。買おうか迷いました。 ・オパール化した貝…結構いいものがありました。 ・アクアマリンなどの宝石原石…ごろごろ売られていて目を引きました。 ・人の頭蓋骨のレプリカ…骨って感じ(何だそれ) ・お祭りの飴玉屋さんのように売られているルースは面白かった。→写真 <買ったものの紹介> 全部じゃないけどいくつか紹介したいと思います。 隕石をたくさんグラム売りしているお店に戻ってギベオン(メジャーだけど持っていなかった)を買いました。これがちょっと珍しくて、よく見かけるスライス標本じゃなくて1cmぐらいのビーズ型です。その他加工してない隕石もあるのでそのうちコレクションページにアップしたいと思います。 別の隕石屋さんで本を買いました!隕石の名前に簡単な説明と写真がついています。隕石全般の本は持っていたのですが、個々の隕石のことについての本はなかなかありません。お店の人の説明を聞いたら、なんと著者本人様だそうです…すごいですね。載っている写真は全て個人のコレクションだそうです。(なのでコレクションに無いものはのっていません) ここでお店の人にI'm collecting meteorites.と言ったら少し話が弾みました。しかも少し値引きしてくれました。(^^)さらに、お客さんの一人(指にはギベオン製指輪が!)とも話しました。こういうことは初めてだったのでとてもうれしかったですね。 さらに別のお店で隕石のペンダントヘッドを買いました。カンポデルシエロなのでもっているのですがアクセサリー用は別と言うことで。愛用したいと思います 鉱物ではこまごましたものをちょこちょこと買いました。上の写真が色は薄いけどかわいらしいパキスタン産トパーズ300円(驚き)。下は黄緑色はブラジル産スポデューメン、きれいです。 ミャンマーのスピネルの分離結晶も買いました。トレーにいっぱい入っている中から結晶のきれいなのを探していたらお店の人も一緒に探してくれました(^^; 最後は虫入り琥珀です。虫のわかりやすいものを探していました。 |